日本乳酸菌学会2015年度大会

開催日:2015年7月11日(土)、12日(日)
会 場:和洋女子大学 西館1-4大講義室
概 要:プログラム概要
1) 一般講演:発表時間15分(発表12分、質疑3分)
2) 受賞講演:日本乳酸菌学会賞授賞式および受賞者講演
3) 若手発表者への優秀賞
4) 総会

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プログラム

第1日:2015年7月11日

≫ [09:10-09:15]
開会の挨拶
中島肇

≫ [09:15-09:31]
Streptococcus thermophilus 及びLactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus のヨーグルト発 酵における共生因子としての二酸化炭素について
○山内理夏子 1☆、細川桃子1、小柳沙織1、堀内啓史2、佐々木泰子1 (1 明治大学・農学部、2(株)明治・食品開発研)

≫ [09:31-09:47]
キムチの乳酸菌群集構造に与える発酵温度と発酵期間の影響
○村岡奈緒美 1☆、鈴木彩香1、天知誠吾1、吉永朱里1、本間崇2、中村茉莉子2、 柳澤康平2、安藤昭一1 (1 千葉大院、2 美山)

≫ [09:47-10:00]
生もと酒母における乳酸菌のPFGE およびMLST 解析
○柴田裕介☆、高橋俊成、末野和男(菊正宗酒造(株)・総合研)

≫ [10:03-10:19]
山形県庄内産あつみかぶら由来乳酸菌を活用した新規飲料開発
○長俊広☆、1 菅原哲也、1 石塚健、2 佐藤正人(山形県工業技術センター、 1 山形県工業技術センター庄内試験場、2 櫛引農村工業農業協同組合連合会)

≫ [10:19-10:34]
Lactococcus lactis のLactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus との共発酵における特性
○横井健二☆、石破優 1、山川崇1、岩崎修一1 (富山農水総技セ食品研、1(株)ホワイト食品工業)

≫ [10:34-10:49]
休憩(15 分)

≫ [10:50-11:06]
Lactobacillus paracasei における脱アセチル化酵素サーチュインの機能解析
○新穂高☆1、郭宣羚 1、川崎信治 2、新村洋一 2、梶川揚申3、岡田早苗3、遠藤明仁1、 中川純一 1 (1 東農大院・生物産業、2 東農大・バイオ、3 東農大・生応化)

≫ [11:06-11:22]
INSeq 法を用いた腸内生存に寄与するビフィズス菌遺伝子の探索系の構築
○中川路伸吾☆、阪中幹祥、横田篤、吹谷智(北大院農・応生科)

≫ [11:22-11:38]
Bifidobacterium longum 105-A における遺伝子破壊法を用いて見出された新規多糖 合成遺伝子クラスター
○桝谷尚慶☆、野村泉、鈴木徹(岐阜大院・応用生物・応用生命)

≫ [11:38-11:54]
乳酸菌と大腸菌間で複製する温度感受性シャトルベクターの構築
○岡慶人☆、熊谷孝則、井手日奈子、野田正文、的場康幸、杉山政則 (広島大院・医歯薬保健)

≫ [11:54-12:09]
接合伝達プラスミドpAMβ1 を用いたLactobacillus delbrueckii 5 亜種の遺伝子交換とシャト ルベクター構築の試み
○三浦泰貴☆、山田千嘉、石崎萌、佐々木泰子(明治大院・農)

≫ [12:09-13:19]
拡大評議委員会および昼食

≫ [13:20-13:50]
佐々木隆 先生、古川壮一 先生 追悼企画
横田篤(北海道大学)・高野俊明(ダノン健康栄養財団)・森永康(日本大学)

≫ [13:52-14:08]
Lactobacillus rhamnosus におけるmucus-binding factor とSpa 線毛の粘膜付着性の評価
○上野慎太郎☆1、西山啓太1, 2、仲又幸一1、I. Nengah Sujaya3、福田健二3、浦島匡4、 山本裕司1、向井孝夫1 (北里大・1 獣医,2 薬,3Udayana Univ.,3 帯畜大・衛生)

≫ [14:08-14:24]
ビフィズス菌におけるシアリダーゼのムチン付着因子としての新たな役割
○西山啓太☆1, 2,篠原有香2,浦島匡3,吹谷智4,横田篤4,山本裕司2,向井孝夫2 (北里大・薬 1,獣医2,帯畜大・衛生3,北大院・農4)

≫ [14:24-14:40]
Lactobacillus agilis BKN88 のべん毛におけるフラジェリンの構成
梶川揚申 1、緑川恵美子 1、○近藤和穂2、入澤友啓3、桝田和彌4、五十君靜信4、 田中尚人 5、岡田早苗1 (1 東農大・生応化、2 東農大院・農化、3 東農大・畜産、4 国衛研・食管、5 東農大・醸造科)

≫ [14:40-14:55]
in vitro 評価系を用いたLactobacillus gasseri SBT2055 における腸管接着因子の探索
○新井利信、大淵俊、江口慧、瀬戸泰幸(雪印メグミルク(株)・ミルクサイエンス研)

≫ [14:55-15:10]
休憩(15 分)

≫ [15:10-15:25]
Lactobacillus gasseri の酸素ストレス耐性変異株と各種ストレス耐性における緊縮応答の関与
○原翔☆、金郁彦、松永拓也、山本裕司、向井孝夫(北里大・獣医)

≫ [15:26-15:41]
pH 低下に伴うLactobacillus brevis の沈降作用への細胞表層タンパク質の関与
○齋藤勝一、冨田理、中村敏英(農研機構・食総研)

≫ [15:42-15:57]
モンゴル乳製品由来乳酸菌の豚胃ムチンへの付着性解析
○木元広実 1、山崎正史2、佐々木啓介1、守谷直子1、竹中昭雄3、鈴木チセ1 (1 農研機構・畜産草地研究所、2 国際農林水産業研究センター、3 農業生物資源研究所)

≫ [15:57-16:17]
休憩(20 分)

≫ [16:18-16:33]
乳酸菌とその菌体外多糖(Extracellular polysaccharides: EPS)の免疫賦活性に関する研 究
○岸本真奈☆、野本竜平1、大澤朗(神戸大院・農、1 神戸市環保研)

≫ [16:34-16:49]
Lactobacillus gasseri SBT2055 による抗酸化作用の機構解明
○小畠英史☆1、中川久子2、守屋智博1、山下舞亜1、浮辺健1、馬場一信2、猪村帝2、 宮崎忠昭 2 (1 雪印メグミルク(株)・ミルクサイエンス研、2 北大・遺伝子病制御研)

≫ [16:50-17:05]
乳酸菌Leuconostoc mesenteroides NTM048 株の産生する菌体外多糖の免疫賦活能につ いて
松﨑千秋、早川あすか、松本健司、加藤紀彦、山本憲二、〇久景子1 (石川県大、1 日東薬品工業(株))

≫ [17:06-17:21]
Lactobacillus helveticus SBT2171 投与による実験的自己免疫性脳脊髄炎の症状緩和効果
○山下舞亜☆1、浮辺健1、守屋智博1、小畠英史1、馬場一信2、猪村帝2、中川久子2、 宮崎忠昭2 (1 雪印メグミルク(株)・ミルクサイエンス研、2 北海道大・遺伝子病制御研)

≫ [17:30-]
情報交換会(和洋女子大学東館16 階 むら竹ラウンジ)

第2日:2015年7月12日

≫ [09:00-09:15]
成長に伴うマウスの腸内細菌叢や抗菌ペプチドα-ディフェンシンの変化及びその関係
○佐藤拓海☆、中村公則1、菅原宏佑、加藤久美子、岩淵紀介、小田巻俊孝、 清水(肖)金忠、阿部文明、綾部時芳1 (森永乳業㈱・食品基盤研、1 北大・先端生命科学研究院)

≫ [09:16-09:31]
Lactobacillus gasseri SBT2055 は日本人健常者の糞便への脂質排泄を増加させる
○小川哲弘☆、小林敏也1、酒井史彦、門岡幸男、川﨑功博 (雪印メグミルク(株)ミルクサイエンス研、1 雪印メグミルク(株)広報部)

≫ [09:32-09:47]
コール酸摂取はラット腸内細菌叢の組成を変化させ脂肪肝を誘導する
○李慈英☆、清水英寿、萩尾真人 1、吹谷智、吉次玲香、菊池慧大、馬場菜那子、 辻美咲、小椋義俊2、林哲也2、石塚敏、横田篤 (北大院農・応生科、1 東洋大・生命科学、2 九大院医・基礎医学)

≫ [09:48-10:03]
Lactobacillus casei IGM394 を用いたHPV 16 E7 ワクチンの開発
○赤間一望☆1, 2、田中健一2, 3、石浜峻2, 3、桝田和彌2、佐々木泰子1、川名敬4、 五十君靜信2 (1 明大院・農、2 国立衛研・食品衛生管理、3 東農大院・農、4 東大・医)

≫ [10:03-10:18]
休憩(15 分)

≫ [10:18-10:33]
食品グレード培地「FR」におけるガセリシンA およびガセリシンT の生産に最適な培地成分 濃度と培養時間の検討
○春日元気☆、阿部麻衣子1、河野真由子1、村田美希1、富樫史香1、松田よう子1、 安田朱里 1、川井泰、荒川健佑 2、宮本拓 2、増田哲也 (日大院生資科、1 日大生資科、2 岡山大院環生)

≫ [10:34-10:49]
Enterococcus faecium NKR-5-3 が生産する新奇環状バクテリオシンenterocin NKR-5-3B の構造と生合成機構
Perez R.H.1、○善藤威史1、杉野春貴1、石橋直樹1、井上朋子1、益田時光1、 姫野康平1、冨士田浩二1、Wilaipun P.2、中山二郎1、Craik D.3、園元謙二1, 4 (1 九大院・農、2 カセサート大、3 クイーンズランド大、4 九大・バイオアーク)

≫ [10:50-11:05]
Lactobacillus brevis 174A の産生する二成分バクテリオシンの特徴とその発現制御機構
○野田正文、宮内瑠美、Narandalai Danshiitsoodol、的場康幸、熊谷孝則、東川史子、 杉山政則(広島大院・医歯薬保健)

≫ [11:06-11:21]
エタノール中におけるナイシンの抗菌効果、耐熱性、および保存性の検討
○川井泰、渡辺優希、石戸谷早紀、春日元気、増田哲也 (日大院・生資科)

≫ [11:21-12:36]
総会

≫ [12:36-13:45]
昼食(理事会)

≫ [13:45-14:00]
名誉会員推戴式

≫ [14:00-14:50]
学会賞授賞式・受賞者講演「”乳酸菌”に魅せられて」
明治大学農学研究科農芸化学専攻 佐々木泰子先生

≫ [14:51-14:58]
若手優秀発表賞表彰式

≫ [14:58-15:13]
Lactobacillus 属のゲノム多様性0SRA 公共データの活用事例
○谷沢靖洋 1, 2、神沼英里2、中村保一2、有田正規2 (1 東大院・新領域、2 遺伝研・生命情報)

≫ [15:14-15:29]
醤油乳酸菌Tetragenococcus halophilus 由来アスパラギン酸:アラニン交換輸送体の基質 輸送機構
鈴木聡美1、木村拓哉1、七谷圭1、○阿部敬悦1, 2 (1 東北大院・農、2 東北大・未来研)

≫ [15:30-15:45]
Lactobacillus plantarum 22A-3 株はTLR2 を介して小腸粘膜固有層で制御性T 細胞を誘 導し炎症を抑制する
○林多恵子、Jarukan Lamubol 1、橋本堂史1、西谷洋輔、大戸信明、桒原浩誠、 水野雅史1 (丸善製薬(株)・研究開発、1 神戸大院・農)

≫ [15:46-16:01]
Enterococcus faecalis EC-12 の摂取が尋常性ざ瘡に及ぼす影響
○伊地知哲生、佐藤直哉1, 2、藤村響男2 (コンビ(株)、1 東芝林間病院・皮膚、2 北里大・皮膚)

≫ [16:02-16:17]
乳酸菌Streptococcus thermophilus strain 9618 の風邪症候群予防効果
○中瀬純平1、卯川裕一1、櫻井好衣2、瀧原孝宣2、竹本正治3、久保貴義3、 提坂裕子1 (1(株)伊藤園 中研、2(株)伊藤園・開発一部、3 チチヤス(株)開発本部)

≫ [16:18-16:33]
Lactobacillus gasseri SBT2055 株とBifidobacterium longum SBT2928 株を加えて調製した 発酵乳の抗ストレス作用
○瀬戸泰幸 1、上西寛司2、藤原ひとみ1、小林敏也3、川﨑功博1、田中藍子4、 西村三恵4、西平順4 (雪印メグミルク(株)・1 ミルクサイエンス研、2 研究開発部、3 広報部、 4 北海道情報大・医療情報)

≫ [16:34-16:40]
閉会の挨拶

講演申し込み

講演要旨締め切り:
2015 年4 月24 日(金)

申し込み方法:
講演要旨の様式をコチラからダウンロードして記入の上、以下のアドレスに電子メール添付してお送り下さい。なお、要旨送信時の件名には「2015 年度大会要旨」を記載してください。

講演要旨送付先:
taikaiyoshi @ jslab-nyusankin.jp
 日本乳酸菌学会事務局 担当:小林 岳
 (メールアドレスは「@」を半角に変えてご入力ください)
要旨は5 月初旬の理事会で審査し、採否をご連絡します。審査終了後、大会プログラムを学会WEB サイトに掲載します。講演要旨は、日本乳酸菌学会誌26 巻第2 号(6 月下旬発刊予定)と当日配布する講演要旨に掲載し、WEB サイトには掲載致しません。なお、登壇者は本学会の正会員に限ります(登壇者が学生の場合、本人か指導教員が会員とします)。非会員の方は、大会当日までに入会手続きをお願いします(入会手続きについては学会WEB サイトをご覧ください)。

会場へのアクセス

会 場:和洋女子大学 西館1-4大講義室
住 所:〒272-0827 千葉県市川市国府台2-3-1
備 考:・JR市川駅からバス(北口1番京成バス)松戸営業所行(真間山下下車)
・京成電鉄国府台下車 徒歩10分
・アクセスマップ (http://www.wayo.ac.jp/access/tabid/666/Default.aspx)

参加費・申し込み方法

参加費:会員 5,000円、非会員 7,000円、学生 1,000円
情報交換会:1) 場所:和洋女子大学 東館18階むらたけラウンジ
2) 懇親会費:一般 5,000円、学生、1,000円

お問い合わせ

事務局:
大会実行委員長:中島 肇 先生
大会実行副委員長:本 三保子 先生
大会事務局・問い合わせ先: 和洋女子大学 健康栄養学研究室
TEL:047-371-2367 FAX:047-371-1336
E-mail:LAB2015@g.wayo.ac.jp(「@」は半角に打ちかえて下さい。)