開催日: | 2016 年 7 月 9 日(土)、10 日(日) |
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会 場: | 北里大学白金キャンパス コンベンションホール |
概 要: | 2016 年度の日本乳酸菌学会大会は, 北里大学白金キャンパスにて開催することになりました。 皆様には奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。 詳しい情報は当ホームページを通じて, 随時ご案内いた します。 プログラム概要 1) 一般講演:発表時間 15 分(発表 12 分、質疑 3 分) 2) 若手発表者への優秀賞 3) 総会 2016年度大会において特別講演の開催決定 2016年7月9日,10日に北里大学白金キャンパスで開催されます日本乳酸菌学会2016年度大会において,特別講演を開催することが決定いたしました。演者は北里大学名誉教授である高橋洋子先生です。高橋洋子先生は,ノーベル生理学・医学賞を受賞された北里大学特別栄誉教授 大村 智先生を中心としたに微生物由来生理活性物質の探索チームの中心的な役割を担ってきた先生です。対象微生物は乳酸菌ではありませんが,通称”大村グループ”の研究に対する取り組みや考え方などをお聞きする絶好の機会です。ぜひご参加ください。 特別講演ポスターはこちら |
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第1日:2016年7月 9日
≫ [09:30-09:35]
開会の挨拶
大会実行委員長:向井孝夫
≫ [09:35-]
Fructobacillus 属細菌と Leuconostoc 属細菌の比較ゲノム解析から明らかになった Fructobacillus 属細菌の退行的進化
○遠藤明仁1*、谷沢靖洋2,3、田中尚人4、前野慎太朗1、Himanshu Kumar5、志和優6、岡田早苗4、吉川博文6、Leon Dicks7、中川純一1、有田正規3,7 (1東農大・生物産業、2東大院・新領域、3遺伝研・生命情報、4東農大・菌株保存、5トゥルク大・機能性食品フォーラム、6東農大・ゲノム解析セ、7ステレンボッシュ大・微生物学科、7理研・環境資源科学)
≫ [09:51-]
フルクトフィリック乳酸菌 Lactobacillus kunkeei の比較ゲノムから見える乳酸菌の環境適応
○前野 慎太朗1☆、谷沢 靖洋2,3、兼崎 友4、久保田 恵理4、Seppo Salminen5、中川 純一1、有田 正規4,6、遠藤 明仁1* (1東農大院・生物産業、2東大院・新領域、3遺伝研・生命情報、4東農大・ゲノム解析セ、5トゥルク大・機能性食品フォーラム、6理研・環境資源科学)
≫ [10:07-]
Lactobacillus gasseri LA327が生産する新規二成分性バクテリオシン”ガセリシンS”の特性解析
○春日元気1☆、田中 勝1、児玉 凜2、高橋直子2、山本志織2、川井 泰1*、増田哲也1、齋藤忠夫3 (1日大院生資科、2日大生資科、3東北大院・農)
≫ [10:23-]
Lactobacillus gasseri が生産するバクテリオシンの検出、ガセリシンSによるガセリシンTの活性阻害、およびそれらのプロテアーゼ耐性
○田中 勝1☆、児玉 凜2、高橋直子2、山本志織2、春日元気1、川井 泰1*、増田哲也1 (1日大院生資科、2日大生資科)
≫ [10:38-]
休憩
≫ [10:48-]
乳酸菌バクテリオシンの特性評価と抗生物質耐性菌の抗菌への応用
○石川潤一1,2、木下英樹3、菰田俊一1、須田義人1、石田光晴1* (1宮城大・食産業、2宮城産技セ、3東海大・農)
≫ [11:04-]
Lactobacillus plantarum subsp. plantarum 3121M0sが産生する抗酵母物質の同定および特性解析
○荒川健佑1*☆、松浦雄幸1、浮田琢視1、宮本 拓1,2、森田英利1 (1岡山大院・環生科、2くらしき作陽大・食文化)
≫ [11:20-]
多成分バクテリオシンABCトランスポーターEnkTの機能解析
○須志田浩稔1☆、酒井美 由季1、石橋 直樹1、善藤 威史1*、中山 二郎1、園元 謙二2 (1九大院・農、2九大・バイオアーク)
≫ [11:36-]
齲蝕原性細菌のバイオフィルム形成を阻害する植物乳酸菌の作用機構とその活性物質の解明
○杉原奈穂☆、野田正文、Narandalai Danshiitsoodol、東川史子、杉山政則* (広島大院・医歯薬保健)
≫ [11:56-]
事務局より連絡
≫ [11:56-]
拡大評議員会および昼食
≫ [13:05-]
Lactobacillus gasseri OLL2809株を題材とした乳酸菌の免疫賦活機序の解明研究
○佐藤麻子*☆、大西一政、古市圭介、浅見幸夫 ((株)明治・食機能科学研)
≫ [13:21-]
Lactobacillus acidophilus L-92株の表層蛋白質が小腸パイエル板のM細胞からの取り込みに与える影響
○柳原沙恵1*☆、福田真嗣2、金谷高史3、弘田辰彦1、山本直之4、大野博司3(1アサヒグループホールディングス(株)・コアテクノロジー研、2慶大・先端生命研、3(国)理化学研究所・粘膜システム研、4アサヒグループホールディングス(株)・研開部)
≫ [13:37-]
Lactobacillus delbrueckii TU-1株とL. plantarum KM-9株の菌体および菌体外多糖の免疫賦与メカニズムに関する研究
○岸本真奈☆、水野雅史、大澤朗* (神戸大院・農)
≫ [13:53-]
宿主の免疫機能と腸内環境に対するBifidobacterium breve M-16V生菌体および加熱殺菌体による影響の違い
○姚 瑞卿*☆、菅原 宏祐、小田巻 俊孝、清水 金忠 ((株)森永乳業・基礎研)
≫ [14:09-]
植物乳酸菌Pediococcus pentosaceus LP28の抗肥満作用
○水口真利江☆,東川史子1,河村勇介,野田正文1,Narandalai Danshiitsoodol1,熊谷孝則1,杉山政則1* (広島大・薬,1広島大院・医歯薬保健)
≫ [14:24-]
休憩(10分)
≫ [14:34-]
高脂肪給餌マウスにおけるビフィズス菌および乳酸菌の腸管バリア機能改善効果の評価
○井上千佳☆、本村祐樹、山本裕司、向井孝夫* (北里大・獣医)
≫ [14:50-]
Leuconostoc mesenteroides NTM048が産生する菌体外多糖の代謝改善作用
○宮本潤基☆、柴田光治1、清水秀憲1、山本憲二2、木村郁夫* 、久景子1(東京農工大院・農、1日東薬品工業(株)、2石川県立大・生物資源工学研)
≫ [15:06-]
二種の腸内細菌の代謝リレーによる新たなデオキシコール酸生成経路の発見
○Sarinya Tawthep☆、鳥居 剛史、吹谷 智、横田 篤* (北大院・農)
≫ [15:22-]
Bifidobacterium longum SBT2928およびBifidobacterium pseudolongum SBT2908のin vitroにおけるデオキシコール酸低減特性の評価
○新井利信、關敬弘、瀬戸泰幸* (雪印メグミルク(株)・ミルクサイエンス研)
≫ [15:37-]
休憩(10分)
≫ [15:48-]
ヒト便由来Bifidobacterium longum subsp. longumのFimA線毛の多型がムチンへの付着性に及ぼす影響
○鏡谷竹生1☆、西山啓太2、鈴木謙太1、鈴木徹3、大澤朗4、山本裕司1、向井孝夫1* (北里大・1獣医・2薬、3岐阜大院・農、4神戸大院・農)
≫ [16:04-]
乳酸菌と大腸菌の酵母接着特性における類似性
○渡辺恭平1*☆、川井 泰1、平山 悟2、森永 康1、増田哲也1 (1日大院・生資、2国立感染研)
≫ [16:20-]
アラビナン分解に関わるBifidobacterium longum subsp. longumの2つの新規α-L-arabinofuranosidase
○米野雅大1☆、速水穂乃香2、芦田 久2* (1近畿大院・生物理工、2近畿大・生物理工)
≫ [16:35-]
休憩(5分)
≫ [16:40-]
特別講演:「微生物の力」
北里大学 北里生命科学研究所 創薬資源微生物学寄附講座 高橋 洋子 先生
≫ [17:50-]
情報交換会 (新2号館1F 学生食堂)
第2日:2016年7月10日
≫ [10:00-]
抗がん剤の宿主として利用するための酸素感受性 Lactobacillus casei IGM394 の作出
○楢木 真吾1*☆、永井 貴久1、佐々木 泰子1、五十君靜信2 (1明治大院・農、2東農大院・農)
≫ [10:16-]
Intracellular localization and acetylated protein pattern of Lactobacillus paracasei BL23 with different levels of sirtuin expression
○Glaezel Angelique Torres1☆, Hotaka Atarashi1, Shinji Kawasaki2, Aiko Hirata4, Akinobu Kajikawa3, Akihito Endo1, Junichi Nakagawa1* (1Graduate School of Bioindustry, 2Department of Bioscience, 3Department of Applied Bioscience, Tokyo University of Agriculture; 4Graduate School of Frontier Sciences, The University of Tokyo)
≫ [10:32-]
蛍光検出ゲル濾過クロマトグラフィーを用いた乳酸菌Tetragenococcus halophilus由来アスパラギン酸:アラニン交換輸送体(AspT)の基質特異性の検討
金ななせ1、〇七谷圭1、阿部敬悦1,2* (1東北大院・農、2東北大・未来研)
≫ [10:47-]
休憩(10分)
≫ [10:57-]
未利用米を原料とした高光学純度D-乳酸の直接発酵生産技術の開発
○岡野憲司1*☆、濵 真司2、野田秀夫2、近藤昭彦3、本田孝祐1 (1大阪大院・工、2Bio-energy(株)・3神戸大・工)
≫ [11:13-]
NMRメタボリックプロファイリングによる乳酸菌株の発酵特性の解析
○冨田理*☆、齋藤勝一、中村敏英、蔦瑞樹、関山恭代、亀山眞由美(農研機構・食品研(前:食総研))
≫ [11:29-]
海苔醤油もろみ(2年齢)の細菌叢と優占乳酸菌の解析
○内田基晴1*、久留嶋祥貴1、荒木利芳2、秀島宣雄3(1水産機構瀬戸水研、2三重大伊賀拠点、3丸秀醤油(株))
≫ [11:44-]
アジア乳酸菌学会告知
蔡 英傑(台湾・国立陽明大)
≫ [11:54-]
総会
≫ [12:54-]
昼食 (理事会、泊り込みセミナー実行委員会)
≫ [13:54-]
若手優秀発表賞表彰式
≫ [14:04-]
乳幼児期における腸内フローラ形成に関与する環境因子
○牧野博1*、Rocio Martin2、Kaouther Ben-Amor2、Mieke Roelofs2、石川英司1、久保田博之1、Sophie Swinkels2、Aysun Yavuz2、酒井隆史1、大石憲司1、久代明1、Jan Knol2,3 (1(株)ヤクルト・中央研、2 Nutricia Research、3ワーヘニンゲン大)
≫ [14:20-]
HRB (Human-Residential Bifidobacteria) のリゾチーム耐性機序
○桜井琢磨1*、橋倉那波1、南淳一2、山田明男2、小田巻俊孝1、清水(肖)金忠1 (1森永乳業(株)・基礎研究所、2森永乳業(株)・素材応用研究所)
≫ [14:36-]
ビフィズス菌の腸内定着を決定する二成分制御系マスタースイッチ遺伝子
和泉絢子、桝谷尚慶、滝口祐加、山中祐二、坂口広大、野村 泉、○鈴木 徹* (岐阜大・応用生物)
≫ [14:52-]
Streptococcus thermophilusが持つNADHオキシダーゼの乳発酵における役割の解析
○山本裕司*、末岡良太郎、竹場彩、小柳沙織1、田中雅人1、村松明日香1、佐々木泰子1、堀内啓史2、向井孝夫 (北里大・獣医、1明治大・農化、2(株)明治)
≫ [15:17-]
モンゴルの伝統的発酵乳である馬乳酒”アイラグ”から分離された抗菌物質を産生するLeuconostoc mesenteroidesの比較ゲノム解析
羽野知紘1、藤 英博2、大島 健志朗3、Tsognemekh Bolormaa1、Sedkhuu Burenjargal4、Wulijideligen5、中野章代6、吉田光希1、 Co T.K. Nguyen 1、Tien T.T. Nguyen1、三村伊予1、荒川健佑1、田代康介7、宮本 拓1,8、○森田英利1,9* (1岡山大院・環生科、2九大・生医研、3東大・新領域、4Sch. Veterinary Sci. Biotech., Mongolian State Univ. of Agriculture, Mongolia、5Dep. Life Sci., Chifeng Univ., China、6奈良医大・微生物感染症、7九大院・生資環、8くらしき作陽大・食文化、9AuB(株))
≫ [15:17-]
休憩(10分)
≫ [15:33-]
PacBio RS IIによる乳酸菌の完全長ゲノム配列決定
○佐藤万仁1*、中野和真1、保日奈子1、城間安紀乃1、大木駿1、下地真紀子1、安次嶺典子1、新里美寿々1、南茉緯子1、中西哲大1、照屋邦子1、鈴木チセ2、野村将2、木元広実2、小林美穂2、守谷直子2、萩達朗2、小川智子2、平野隆1 (1(一社)沖縄綜研、2農研機構)
≫ [15:49-]
乳酸菌に特化したゲノムアーカイブDAGAおよびアノーションパイプラインDFASTの構築
○谷沢靖洋1,2*、藤澤貴智2、神沼英里2、中村保一2、有田正規2 (1東大院・新領域、2遺伝研・生命情報)
≫ [16:05-]
閉会の挨拶
講演要旨締め切り: 2016 年 5 月 12 日(木) 申し込み方法: 日本乳酸菌学会 WEB サイトから講演要旨の様式をダ ウンロードして記入の上, 以下のアドレスに電子メール添付してお送り下さい。なお、要 旨送信時の件名には「2016 年度大会要旨」を記載してください。 講演要旨送付先: taikaiyoshi @ jslab-nyusankin.jp 日本乳酸菌学会事務局 担当:小林 岳 (メールアドレスは「@」を半角に変えてご入力ください) 要旨は 5 月初旬の理事会で審査し, 採否をご連絡します。審査終了後, 大会プログラムを学 会 WEB サイトに掲載します。講演要旨は, 日本乳酸菌学会誌 27 巻弟 2 号(6 月下旬発刊 予定)と当日配布する講演要旨に掲載し, WEB サイトには掲載致しません。なお, 登壇者 は本学会の正会員に限ります(登壇者が学生の場合, 本人か指導教員が会員とします)。非 会員の方は, 大会当日までに入会手続きをお願いします(入会手続きについては学会 WEB サイトをご覧ください)。 |
会 場: | 北里大学白金キャンパス コンベンションホール |
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住 所: | 〒108-8641 東京都港区白金 5-9-1 |
備 考: | ・渋谷駅 都バス「田 87」系統 田町駅行 北里研究所前下車 ・広尾駅 徒歩 10 分 ・白金高輪台駅 徒歩 1 0 分 ・田町駅,三田駅都バス「田 87」系統 渋谷駅行 15 分 北里研究所前下車 |
参加費: | 会員 5,000 円、非会員 7,000 円、 学生 1,000 円 |
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情報交換会: | 1) 場所:北里大学 2 号館(2016 年 7 月 9 日 場所は変更の場合があります。) 2) 懇親会費:一般 5,000 円、学生 1,000 円 3) その他:会員、非会員の方ともに参加及び懇親会の受付は当日会場で行います。 ※事前登録の必要はございません |
事務局: | 1) 大会実行委員長: 向井 孝夫 2) 大会事務局長: 山本 裕司 3) 事務局所在地:北里大学獣医学部 細胞分子機能学 〒034-8628 青森県十和田市東 23 番町 35-1 ℡.0176-23-4371 Fax. 0176-23-8703 e-mail: taikai@vmas.kitasato-u.ac.jp *迷惑メール防止のため、@「アットマーク」が全角になっていますので、半角にして送付をお願いします |
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